HOW TO CHOICE
他では言わない家具選びの話
Shop Concept 当社の思い
「大切に永く愛用してほしいので」
「自信を持ってお勧め出来るモノ」を厳選しています。
「本当に良いモノ」とは永く安心して付き合えるもの。
暮らしの中で、触れて、使われて、快適に過ごして頂けるように、
機能、安全、健康面に配慮した商品をご提案いたします。
SDGs ゴール12「つくる責任 つかう責任」
利便性、快適性を求める消費者ニーズの流れの中で、大量生産・大量消費社会ですが、
大切な家族が使う家具にはこだわりたいと思うもの。家具を選ぶ時、素材・製造工程
・作り手の想いを感じ、それに対する感謝といたわりを持って敬意を払います。
大量生産・大量消費・低価格こそが良しとされていた時代は終わり、
日本でも豊かさに対する価値観が大きく変化しています。
「つくる責任」= 本質をお伝えすること
当社で販売する家具は、日本各地の優れた技術を持ち、責任あるものづくりを
心がけている工場の商品を厳選しておりますが、お客様の使い方に合わせた
オーダー家具の製作も自社工場で行っております。
作っているから家具を見ればある程度、品質の良し悪しは分かります。
だからこそ、永年お使いいただける、国産の丈夫な家具をお勧めすることし、
海外でお手頃価格で作られた、見た目だけのお勧めできない
責任のないものは正直にお話させて頂くことがあります。
これからの未来に、つなげる「つくる責任 つかう責任」であり
人や環境や社会に優しく配慮する長く使い続けられるエシカルな
家具選びをプロとしてお手伝いさせていただきます。
失敗しない家具選びの基本
家具を購入する前に必ず確認すること
「価格は正直です」
□10年先を考えて、慎重にお選びいただけましたか。
□生産国はどこですか。
□アフターサービスや保証対応は何年ですか。
保証期間後の修理対応の確認
よくある質問で何年くらい使えますかの答えで
「10年くらい」と言われた場合は、
次に「10年以上使いたいけどどうでしょうか?」と
確認しましょう。 相手の答えで本当の価値がわかります。
また、当社に修理の相談で多いケースが他店で購入した家具が
保証が過ぎた後に、修理を相談したところ一切受けられないと、
あっさり断られて困ったという責任のないお店があるようです。
保証期間後の対応も確認しておくと、後悔しないのでお忘れなく。
インターネットやイベント会場セールでの購入の場合は、
傷や組み立てに問題があるなど何かあった場合でも
自分で箱に入れたり、送り返すなどリスクも...
安い価格には理由があるのかも
当店は、保証期間後でも修理を有料になりますが
対応させて頂きます。
ダイニングテーブルの選び方
テーブルの大きさとイスの高さ
最近では、来客時の応対なども考えて、多様に対応できる4 人で150cm以上、
6 人で180㎝以上の大きめをオーダーされる方が増えています。
小さなお子様がいるご家庭では「リビング学習」を考えてお選びになっています。
また、鍋やホットプレートをよく使うご家庭ではお子さまでも箸を伸ばしやすい
テーブル高さ68~70cm、イスは41~43cm(座面高=SH) ぐらいがおすすめです。
当店では天板の大きさ、高さなどイージーオーダーでお作りするテーブルを数多く取扱いしております。
[ 四本脚] 脚がダイニングテーブルの角(四隅)に付いているタイプ
テーブルの内側にゆとりがある
ダイニングチェアの出し入れがしやすい
短辺側にも座ることができる(お誕生日席がつくれる)
テーブルの近くを通ったときに足をぶつけやすい
といったメリット・デメリットがあります。
[ 二本脚] 脚がダイニングテーブルの内側に入っているタイプ
四隅の空間が空くため、出入りがしやすい
ベンチタイプのダイニングチェアとの相性がよい
回転式チェアとの相性がよい
短辺側に座りにくい
といったメリット・デメリットがあります。
天板の素材
テーブルの素材には木製、メラミン、鏡面塗装、セラミックなど多種多様な種類が有ります。
木製も大きく分けて「無垢材」と「突板(ツキ板)」があります。
当店がお勧めするのは「無垢材」=「木そのもの」です。
無垢材でも原木を板状にスライス(製材)し、そのままのものを「一枚板」
幅の細い一枚板を幅方向に対してのみ横に接ぎ合わせていくものを「幅接ぎ集成材」
幅方向だけでなく長さ方向にも板を接ぎ合せるのが「ブロック集成材」です。
「突板」とは、丸太を大根の桂剥きのように0.2 ミリほどに薄くスライスしたシートを、
心材と呼ばれるベニヤ板やMDF(※)などの合板に貼り付けたものを言います。
そして、木材の材種にも特徴があり、杢目や色など多くの木が使われます。
無垢材
無垢 集成材
合板
「とりあえず間に合わせで」という考えでお探しの方は価格を抑えた突板テーブルでも良いかもしれません。
しかし、10 年、20 年と長く使いたいテーブルであれば、経年美化で色味の移ろいを感じながら、
また傷が付いても何度でも補修が出来て、次の代まで引き継げる、無垢材のテーブルをお選びいただく事をお奨めいたします。
木の材種と価格の関係
材種で木目の風合いや色味、耐久性といったことも各々で違い、
テーブルのつくりや価格にも関係してきます。
それぞれの持ち味や良さを理解しながら、永い目で考えて選んでみてはいかがですか。
ウォールナット
こげ茶色の硬く粘りがあるのに、軽量な木材。高級家具や
工芸品で使われます。
落ち着いた色目が最近、人気で希少な高級素材。
ブラックチェリー
緻密な肌目で美しい光沢があり、上品な飴色に変化する。
楽器などで使われる希少な高級材。
優しい色合いが女性に人気です。
ナラ/ オーク
きれいな木目の模様があり、密度が高く硬いので耐久性が高い。
高級家具材として日本では最も代表的。
着色塗装を施しても使われる定番の木材。
タモ
はっきりとした木目が特徴。バットやにも使われ硬くて粘りが
ある。最近ではナラより多く使われます。
ロシア、中国から来るものが多く、情勢に左右される。
ラバトリー(ラバーウッド)
ゴムの樹液を絞ったあとの木。木目はほとんど無く、集成材と
して天板に使われる。成長が早いので、比較的に安価。
オイル仕上げとウレタン塗装 どちらに?
【オイル仕上げ】 無垢材の場合
保護皮膜として植物性オイルを主原料とした塗料で、木の内部
に染み込ませることで仕上げます。木の呼吸を妨げず、
木、本来の状態や質感を生かした仕上げ方法のため、肌触りが良く、
自然の風合いを感じることが出来て、使い込むほどに風合いが増します。
■メリット
・使い方とお手入れ次第で一生ものになり得る。
・有害な化学物質を含まないため安心。
・ご家庭で細かいキズやシミの修理が出来る。
(天板お直し費用がお徳。DIY なら約1 万円)
■デメリット
・水などをこぼれたまま放置するとシミになる。
・木が呼吸しているため、反りや割れの可能性がある。
( エアコンやストーブなどの急激な乾燥は注意。)
・3~5ケ月に1度オイルを塗る必要がある。
【ウレタン塗装】
表面をウレタン塗料(化学塗料)の皮膜で被った仕上げ方法です。
水分の吸収がほとんどないためシミが残りずらく、お手入れが比較的簡単に行えるのが特徴です。
■メリット
・汚れやシミが付着しにくい。
・定期的なメンテナンスが不要
・木の割れや反りが発生しにくい。
■デメリット
・使用しているうちに表面のウレタン樹脂に
剥がれなどの劣化が現れる。
・塗装の修理費が高価。 お直しの費用約5 万円~
テーブルを購入する前に
気になるテーブルが見つかったら、購入の前に確認して頂きたいことがあります。
□天板のサイズと高さは家族に合わせてお選びいただけましたか。
□10年後のテーブルを考えて、慎重にお選びいただけましたか。
□生産国はどこですか。
□アフターサービスや保証対応は何年ですか。
自分に合ったイスの選び方
デザインが気に入っても、掛け心地が合わなければイスとしては意味がありません。
それと、重さも重用なポイントです。 お掃除の際など動かすのが多いのは女性です。
重いほど丈夫な感じですが、軽くて丈夫なイスが、オススメです。
また、長い目で考えれば板座もオススメです。張地がないので張り替えることがありません。
季節に合わせたクッションを置くことをお勧めいたします。
人それぞれ、イスもそれぞれ
イスをお選びいただく時に、ご主人様は気に入ったけど奥さんが納得いかない。
よくあることです。デザインの好みが違う場合と、掛け心地が合わない場合、予算…。
そんな中で、長い間人気のいすがあります。
高山ウッドワークスの「キャプテンチェアSC3K」
何故なのか。それは座面の高さです。
通常男性の平均身長に合わせシート高は43㎝は主流です。
SC3Kは41.5㎝と少し低めの板座のイスです。
背もたれも低めで、肘掛けがコンパクト。小柄な方にも
丁度いい高さで、男性の場合はクッションを置くと丁度いい。
背もたれの高さが物足りなければ、同じシリーズのSC4K。
みんなお揃いでなくても、しっくり似合うデザインなのです。
何もこの椅子でなくても、肝心なのは座面の高さを自分に合ったイスを選ぶことなんです。
椅子が皆同じものではない組み合わせをするコーディネートも増えています。
当店では高さをフィッティングして合う高さにイージーオーダー、もしくは脚をカットして
脚が床について丁度いいイス選びをご相談いただけます。
ゆったりと食事を愉しむスタイル
食事をするのはダイニング、寛ぐのはソファ。 でも、両方置くとお部屋が狭く感じる、
普段は2人だけど、家族が集まると大人数。そんな場合にお奨めなのが、ソファに近い高さで
低く設計したリビングダイニングタイプです。
座面の高さを40㎝前後に低くし、クッションも厚めでまるでソファのゆったりした掛け心地。
一つで兼用するので、お部屋もゆとりが生まれます。
大きめのテーブルを組み合わせれば、大人数でも皆がゆったりと最高の団欒の場になります。
他では言わない
其の6
本当の豊かさとは何か?
心の豊かさと失敗しない家具選び
こわれたら買い換えるという大量購入、大量消費の時代になった。
ヨーロッパの国々では、どの家庭にも家族や知人から
祖父母の代から磨いては削ってを繰り返し、大切に受け継がれてきた木製テーブル、
何度も生地を張り替えて使い続けられる椅子やソファ。
受け継がれた家具には家族を思う気持ちも一緒に受け継がれている。そんな家具と
暮らす家には、自然とぬくもりが生まれる。
だから、家具を選ぶ時は真剣に調べてください。
そこにはそれなりのものを買ってだめになったら買い換えると言う発想は無い。
未来の家族の事も思って選ばれた家具は、家という空間を豊かにするだけでなく、
そこに暮らす家族の心をも豊かにしてゆくと思います。
其の5 エシカルな家具を選ぶ
本当に満足できる家具が欲しいと思ったこと。
製造過程において児童労働や労働力の搾取はなかったのか?など私たちは知るすべが
ないのです。